【リモートワーク】一日のタイムシフト
更新日:2020年5月8日
ダニエル・ピンク氏のベストセラー「When」(邦題:When 完璧なタイミングを科学する )の中で、1日の生産性を最も上げるには1番重要で集中力が必要なヘビータスクを1日の最初、午前中に持ってくるようにと言っています。なぜならばこの時間帯が、1番頭が冴えていて集中力が働くから。
通勤の弊害は、この時間の前に満員電車に揺られて、オフィスについてさあ、集中力のいる仕事、という時点でかなりのエネルギーが消耗されてしまうこと。
タイムマネジメントの必要性はよく言われますが、大事なのはむしろ時間よりも自分のエネルギーのマネジメントです。
一番集中力が必要な仕事をするときに、すでにエネルギーが切れていたら生産性をあげるのは無理と言うものです。
その点、通勤に時間とエネルギーを割かれないリモートワークは、頭の冴える時間に集中力の入る時間を持ってくるのに最適です。
ただしそれにもコツがあって、1日の1番最初の時間にヘビータスクを持ってくる。これが成功の秘訣です。
せっかく午前中の、頭がさえる時間に勢いをつけて仕事を始めても、最初に「メインタスク」以外の、色々とエネルギーを使うことをダラダラとやっていってしまってはもったいない。
朝一番の仕事の前に避けた方が良いタスクとは、
これからやる仕事に関係のないニュースを見ない
入ってくるメールを見ない
これからのタスクに関係のない雑用のことを考えない
などがまず、どう見ても避けるべき事柄として考えられます。
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