「シリコンバレーを見に行く」時はまずどこへ行くか(3)スタンフォード大学編
世界屈指のIT企業が集積しているシリコンバレー。そんなシリコンバレーを見に行くならどこに行ったらいいのか紹介していくこの企画。シリコンバレー名所ツアーの第三弾は、シリコンバレーの発展の礎ともなった頭脳の集積所でもあるスタンフォード大学編です。
ご存知の通り、スタンフォード大学は、シリコンバレーを世界一のIT企業たらしめる技術の開発に常に一役買ってきました。そんなスタンフォード大学の付近には、たくさんの名所が存在します。
165 University Ave.
スタンフォード大学の最寄り駅である、「パロ・アルト駅」から北に100mくらい歩いたところにある「165 Univesity Ave」は、シリコンバレーの”The Lucky Office”(幸運のオフィス)として知られている名所です。
ここは、世界的な大企業であるGoogleの最初のオフィスがあった場所であり、PayPalのホームでもありました。Googleがここに来る前には、コンピューター部品メーカーの「ロジテック」がこのホールに入った1番有名な企業だったようです。
現在は、下の階がTモバイルストアとティーショップになっていますが、上の階にはまだスタートアップの部屋が存在しています。
Coupa Café(コウパ・カフェ)
先ほどの、165 University Ave.よりさらに北に進んでいくと、Coupa Caféと呼ばれるカフェが存在します。実は、このカフェ、スタートアップの起業家と投資家がミーティングを行ったり、プロダクトのテストや開発をしたりする場所になっていたり、スタートアップ企業の売買の話をしていたりと、シリコンバレーらしい、スタートアップに優しいカフェになっているんです。
Coupe Caféの知名度の高さから、もしかしたら、テーブルを探すのに非常に苦労するかもしれませんが、いるだけでもシリコンバレーの未来の話を聞くことが出来るかもしれませんね。
Stanford University(スタンフォード大学キャンパス)
もちろん、スタンフォード大学は、今日のシリコンバレーにある巨大テック企業を育ててきたのですが、若き日のシリコンバレーにおいては、それと同じくらいの重大な役割を果たしてきたのです。
スタンフォード大学の創業者である、リーランド・スタンフォードは、セントラルパシフィック鉄道の創業者でもありました。彼がセントラル・パシフィック鉄道の開発を続け、ユニオン・パシフィック鉄道と繋ぎ大陸横断鉄道を完成させたことでも有名です。
キャンパス内は広大で、広さはなんと東京ドーム700個分ほどあるらしく、ヤシの木やスペイン風の建物が立ち並んでいて非常に見応えのある観光名所となっています。
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